| 鉄道研究会WOO>ノンJRの旅山陽編>1日目−1 |
| 旅立ちの記 |
| (1日目−1 大阪−姫路−小豆島福田港) |
| ■波乱の幕開け 2001年8月10日、午前5時40分。寝ている人のちょっとすえた匂い漂うJR大阪駅コンコースの噴水前に、3人の男たちが集まった。JRを使わず博多まで行くという壮大な旅に挑む男たちである。しかし、辺りは旅に向けての緊張感だけではない、焦りに似た空気に包まれていた。本来そこには5人が集合していなければならないはずだったのだ。あれ?? あとの2人のうち、Se.Mさんからは「電車を一本乗り遅れた。出発には間に合う」との連絡があったが、K.Sさんに電話をしたところ「さっき起きた」とのお言葉.やっちまった感漂う中、駅前で慌しく記念撮影をしてから6時発の姫路行き直通特急に乗るべく阪神梅田駅へと向かった。 ■無駄に早かった集合時間 阪神梅田駅でSe.Mさんと合流し、いきなり1250円もする切符を買って最初の列車である姫路行き直通特急に乗り込むと、我々は今日一日の行程を確認するべく時刻表をチェックすることにした。ここで、次に乗る予定にしていた8時30分出発の小豆島行きフェリーは季節運行で今は存在せず、次のフェリーはなんと9時45分発であるということが判明した。というか、何故今ごろという話もある。 ともかく、この電車が姫路に到着するのは7時半くらい。いきなり2時間の接続待ちである。芋づる式にこの先の旅程を再度検証する必要が出てきたのだが、結局小豆島から岡山港行きの船に乗る時点で最初の予定に追いつくらしい。地方交通の現状について考えさせられつつも、こんなに早く出てくる必要は別に無かったという事実にがっくり。 ちなみにこの頃、K.Sさんは阪急に乗って我々を追いかけていたらしい。遅刻してもJRは使わない。これはこれで結構楽しんでいるのではないか、と我々は思った。 ■手作りの味『醤油めし』 そんなこんなで検証作業や連絡をしているうちに直通特急は姫路に到着。直通とは言うものの、こんな朝早くから梅田→姫路間を全線乗った客は我々くらいではないだろうか。その後に乗ったパスや電車の車中で同じようなことを延々と考えるようになる訳だが。 姫路駅のホームでは姫路在住のT.Nさんが我々を出迎えてくださった。とりあえず我々は市営バスで、T.Nさんは遅れて姫路に到着するK.Sさんを車に乗せてそれぞれ姫路港に向かい、ここでようやく全員集合ということになった。やれやれ。 さて、我々はここまで何も食べていなかったのだが、なんとT.Nさんがお手製の朝食を用意してくださっていた。その一品とは『醤油めし』。名前が直球的なせいか、どうも良いイメージがわかないが、ご飯に醤油だけでなくちょっとした具〈すいません〉もあり、なかなか美味しかった.ごちそうさまでした。 それでもまだ8時過ぎ。出航どころか、船自体が入港していない。仕方ないので港周辺を歩いたり、居眠りしたり、売店で雑誌を買ったりしてめいめいに時間を潰した。 ■びぶりお丸、発進l! 9時過ぎ、ようやく船が入港した。我々も乗船券を購入するべく行列に並んだのだが、車の客は諸々の確認作業があるため、列がなかなか進まない。その後も船の前でもそもそ記念をしていると出航時間直前になり、係員に「もうタラップを上げるので、そろそろ乗ってくれ」と言われてしまった。とほほ。 お見送りのT.Nさんに手を振りつつ(そんなオーバーなことをしているのは我々だけだったが)船は少し遅れて出航。T.Nさん、朝早くからありがとうございました。この日は引き続きお仕事だったそうで、ご苦労様でした。 出航後、綺麗な船内を見て回ったりしていた人もいたが、私はリクライニングシートの磁力に吸い寄せられてすぐに寝てしまい、気がついたら福田港に到着するところだった。 |
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